皆さんは、DeFiという言葉を聞いたことがありますか?
最近、DeFiが盛り上がっており、DeFi関連の通貨が全体的に値上がりしています。
投資で年数百%稼げると聞くと、だいたいは詐欺だと思いますよね。
しかし、運用次第で、本当に年数百%の金利を得ることが可能なのです。
今回は、そんなDeFiについて、解説していきます。
DeFiとは
DeFiとは、Decentralized financeの略で、分散型金融という意味です。
DeFiは、ブロックチェーン上で金融取引を行うためのアプリケーションを表しており、主に、イーサリアムブロックチェーン上にスマートコントラクトを用いて、構築されています。
イーサリアムやスマートコントラクトの解説は、以下の記事をご覧ください。
DeFiには銀行やクレジットカード会社などのような、仲介する存在はありません。
そのため、DeFiは「安い手数料で、高金利で貸し出すことができる金融サービス」であるといえます。
ビットコインを保有している人は、ただ寝かしているだけでなく、貸し出すことで高い金利収入を得ることができます。
DeFiでは、24〜380%超えの金利が狙えます。
銀行の定期預金に預け入れていた場合、金利は高くても0.1%ほどなので、その差は歴然ですね。
DeFiの種類
DeFiには、以下のような種類があります。
・ステーブルコイン→ MakerDAO
・デリバティブ→Synthetix、Opyn
・レンディング→Compound、Venus
・暗号資産交換業者(分散取引所,DEX)→Uniswap、PancakeSwap
今回ご紹介する、Venus、PancakeSwapは世界最大の仮想通貨取引所であるBinanceが開発する、Binance Smart Chain(BSC)上で進められているプロジェクトです。
DeFiはイーサリアム上で構築されたプロジェクトを使用するのが一般的です。
しかし、最近は取引に必要なガス代が急騰しており、初心者にとって、イーサリアムDeFiは使いにくくなっています。
例えば、イーサリアムDeFiの場合、1万円を稼ぐ場合、2万円のガス代がかかるなんてことも起こりえます。
手数料負けしてしまうため、最低でも500万円以上の投資資金が必要になってきます。
そこで、初心者の方はまず、BSCDeFiから触れていくことがおすすめです。
イールドファーミング/流動性マイニング
DeFiの仕組みを知る上でかかせないのが、イールドファーミングと流動性マイニングです。
イールドファーミングとは、仮想通貨を貸し出すことで、より多くの仮想通貨を手に入れることを言います。
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を預け、「流動性」を提供することで、利息を受けとることができます。
仮想通貨という「種」を植え、時期が来たら利息として育った作物を「収穫」するといったイメージですね。
流動性マイニングとは、流動性を提供することで、ガバナンストークンなどの新規発行トークンを受け取ることを言います。CompoundだったらCOMP、PancakeSwapだったらCAKEと、DEX(分散型取引所)ごとに付与されるトークンが異なります。
また、付与されたトークンをさらに貸し出すことで、複利でより多くのトークンを得ることができます。
実際のDeFiの始め方
ここからは、実際にDeFiをどう始めるか、解説していきます。
大きな流れは以下の通りです。
日本の取引所→Binance→MetaMask→Venus→PancakeSwap
少々難しく、長くなりますが、最後まで付いてきて貰えればと思います。
難解な地を開拓してこそ、儲けの泉は眠っているものです。
日本の取引所の登録方法
日本の取引所→Binance→MetaMask→Venus→PancakeSwap
ここでは、日本の円貨をビットコインに交換を行います。
日本の取引所は、お持ちの口座があればそれをお使い頂いて良いのですが、当サイトでは、CoincheckとbitFlyerをおすすめしています。
登録方法はこちらの記事をご覧ください。
Binanceの登録方法
日本の取引所→Binance→MetaMask→Venus→PancakeSwap
ここでは、日本の取引所で交換したビットコインを、Binanceに送金し、BNBを入手します。
Binanceは、世界最大級の仮想通貨取引所です。
CoincheckやbitFlyerのように、法定通貨から仮想通貨の売買を行うことができますが、残念ながら、日本円は対象外となっています。
そのため、日本の取引所から、日本円で交換した仮想通貨を送金する必要があったのです。
BNBはガス代という決済時手数料となっており、ひとまず、1万円ほど購入すれば大丈夫です。
Binanceの登録方法はこちらの記事をご覧ください。
MetaMaskのインストール方法
日本の取引所→Binance→MetaMask→Venus→PancakeSwap
ここでは、MetaMaskの登録を行います。
MetaMaskはWolletと呼ばれる、仮想通貨を管理するアプリで、財布のイメージです。
MetaMaskをインストールすることによって、イーサリアムやBSCのブロックチェーンにアクセスできるようになります。
MetaMaskの登録方法については、以下の記事をご覧ください。
BSCの設定方法
MetaMaskをインストールしたあと、BSCのネットワークに接続する設定が必要になります。
接続設定の方法については、以下の記事をご覧ください。
BinanceからMetaMaskに送金する方法
Binanceで仮想通貨を購入したら、MetaMaskに送金を行います。
取引所で保管されている仮想通貨を、自分のPCにあるウォレットで管理を行えるようにするというイメージです。
人の手が介在する日本の取引所などと違い、送金に失敗すると、仮想通貨が戻って来ないこともあるため、全額送金する前に、まずは少額でテストを行なってから、送金することをおすすめします。
BinanceからMetaMaskに送金する方法についての記事は、以下の記事をご覧ください。
Venusで仮想通貨を貸し借りする方法
日本の取引所→Binance→MetaMask→Venus→PancakeSwap
MetaMaskに仮想通貨を送金できたら、次は、MetaMaskとVenusをつなぎ、用意した仮想通貨を担保に、仮想通貨を借り入れます。
借り入れた仮想通貨は、この先のPancakeSwapで使用します。
なぜ、自分の仮想通貨をPancakeSwapでそのまま使用しないのか疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、その方がより稼げるからです。
例えば、自分が貸し出す仮想通貨の金利が5%だとします。他のユーザーから借りたい仮想通貨の金利が1%だった場合、差額の4%が金利として貰えることになります。
通常の感覚だと、金融機関でお金を借りると、その分だけ金利を支払う感覚を皆さん持っているかと思いますが、なんとDeFiの世界では、借りた方が金利を貰えるということが起こりうるのです。
すごい世界ですよね。
Venusで仮想通貨を貸し借りする方法については、以下の記事をご覧ください。
PancakeSwapで運用する方法
日本の取引所→Binance→MetaMask→Venus→PancakeSwap
Venusで仮想通貨を借りることができたら、いよいよ最後の項目です。
ここでは、PancakeSwapを使い、借りた仮想通貨をさらに高金利で運用し、金利収入を得ます。
先ほどVenusで借りてきた、BUSDとVAIをPancakeSwapで運用します。
2021年3月2日現在の金利は39.63%です。
これは、1年間運用すると、この金利収入が貰えるということです。
ですが、この金利は、日々変動します。
ユーザーが集まって来て、供給量が多くなると、金利は下がります。
逆に、供給量が少ないプロジェクトは、金利が高いですが、その分リスクも高くなります。
PancakeSwapで運用する方法については、以下の記事をご覧ください。
以上が、DeFiで仮想通貨を運用するまでの手順となります。
DeFiを使うと、簡単に仮想通貨の貸し借りができるようになります。
日本円に戻す時は、上記で行って来た手順の逆の手順を踏めばOKです。
PancakeSwapで、流動性の提供やファーミングをして、CAKEの報酬をもらう人たちを、パンケーキ職人って言ったりします。
これでみなさんもパンケーキ職人の仲間入りです!おめでとうございます!
まとめ
今回は、DeFiの利用方法について解説しました。
今の時代、銀行に日本円で預金していた場合、高くても金利は0.1%ほどです。
また、コロナ禍の現在、各国政府が貨幣を発行し続けるため、インフレを引き起こし、法定通貨の価値はどんどん減少していきます。
ただただ預金しているだけでは、私たちの資産を守ることはできません。
そのため、株や仮想通貨などに投資し、資産を分散させ、ポートフォリオを組んで、運用していくことが求められています。
もちろんリスクは0ではありませんが、今回紹介する方法は、ハッキングされたことが一度もなく、高いセキリュティが担保されています。
暮らしを守るための最低限の現金預金は貯めておく必要はありますが、それ以上の口座で眠らせている余剰資金がある場合、DeFi投資した方が賢明なことは明らかです。
皆さんも、DeFiについて理解を深め、DeFi投資を始めてみてはいかがでしょうか。
仮想通貨の取引なら、以下の取引所がおすすめ!
当サイトでは、仮想通貨取引を始めるなら、以下の取引所をおすすめしています。
・Coincheck
おすすめする取引所の1つ目は、アプリダウンロード数が国内No.1のCoincheckです。
使いやすい画面で、取引が分かりやすいとユーザーに人気の取引所です。
Coincheckの登録方法はこちらの記事をご覧ください
・bitFlyer
次におすすめする取引所は、ビットコイン取引量国内No.1※のbitFlyerです。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2019年1月-12月の月間出来高(差金決済/先物取引を含む)
bitFlyerは国内最大級の仮想通貨取引所で、これまで一度もハッキングされていない、高いセキュリテイを持つ取引所です。
こちらも使いやすいので、おすすめです。
bitFlyerの登録方法はこちらの記事をご覧ください
・Binance
最後におすすめする取引所は、世界最大級の取引所、Binanceです。
Binanceは世界トップレベルのユーザー数、取引高の取引所になってます。
取り扱っている仮想通貨は約1,000種類という多さを誇っており、手数料の安さも魅力的となっております。
また、Binanceは自社でBSCというブロックチェーンを開発していることも特徴的です。
Binanceの登録方法は、こちらの記事をご覧ください。