【仮想通貨レンディング】Venus Protocolの利用方法

皆さんは、Venus Protocolという名前を聞いたことはありますか?

Venus Protocolは、Venusと呼ばれ、今、盛り上がっているDeFiのアプリケーションです。

このアプリケーションを利用すると、他のユーザーと自由に仮想通貨の貸し借りができるようになります。

今回は、Venusの利用方法について、解説します。

Venus Protocolとは

Venus Protocolは、BSC(Binance Smart Chain)上に構築されているDeFiアプリケーションです。

イーサリアムDeFiのプロジェクトにCompoundがあり、もともと、Compoundから、お金を貸し出すDeFiの仕組みが出来上がりました。

Venus ProtocolはBSC上のCompoundのようなサービスであり、自らの仮想通貨を担保として、他のユーザーに貸し出すことで、金利収入を得ることができます。また、逆に、担保資産を預けることによって、他のユーザーから仮想通貨を借りることもできます。

Venus Protocolは、Binanceによるプロジェクトで、2020年9月より稼働している、Binance Launchpoolの第4弾のプロジェクトです。

Venus Protocolの機能は、レンディング、担保資産からの金利獲得、ステーブルコインの発行があります。

Venus Protocol上では、担保資産を提供することで、借り入れを行えるようになります。

また、米ドルと同価格となる、独自ステーブルコインのVAIを発行してます。

金利は「XVS」という、ガバナンストークンが付与されます。

ガバナンストークンというのは、投票権のことで、XVSを持っていると、プロトコル上で行われる意思決定の際に、投票によって意思表示を行うことができます。

このXVSはもちろん売り買いすることもでき、2021年2月26日現在、1XVS=約5,000円ほどです。

Venusは仮想通貨の貸し借りができるマーケットというイメージですね。

ちなみに、Venusホームページはこちらです。

なんだかドーナツみたいですよね(笑)

Venus Protocolの使い方

それでは、実際の使い方についてです。

今回は、BTCを貸し出し、BUSDとVAIを借りることにします。

まず、下記リンクのVenusのホームページに遷移します。

Launch Appを押下します。

起動すると、MetaMaskと接続するためポップアップが自動的に出てきます。

次へを選択し、Connectを押下します。

これで、MetaMaskとの接続が完了したため、ウォレット内の仮想通貨が反映されます。

Walletの列にウオレット内の仮想通貨が反映されていたら、成功です。

私は、この時、BTCとBNBをMetaMaskに送金したため、BTCとBNBが表示されています。

…のはずが、どういうわけか、BNBしか表示されていません。

BTCをゴックスしてしまったのか…と焦りましたが、そういうわけではなかったです。

10,000円ほどで実験してみようと思い、0.0029BTCほどを送金してみたのですが、なぜか、0BTCという表示にしかなっていませんでした。

MetaMaskを見てみると、ちゃんと0.0029BTC入っているのに、なんでだろうと思い、いろいろ試行錯誤してました。

試しに保有している、0.0029を入力してみると、なんと入力することができました。

どうやら、Walletの項目の最小単位は、0.01からしか表示されない仕様となっているようです。

ちなみに、自分が保有している以上の金額は入力できないため、そこらへんはうまくできています。

まず少額でテストを行う方は、注意が必要ですね。

次に、BTCを貸し出します。

Supply Marketを選択します。

BTCBを選択し、Collateralのトグルをオンにします。

Collateralをすると、その通貨が貸し借り可能になります。

操作内容を承認するため、MetaMask Notificationが立ち上がるので、確認を押下します。

次にEnableを押下します。

再び、確認を押下することで、貸し出しを行えるようになります。

貸し出したい金額を入力し、Supplyを押下します。

これで、仮想通貨の貸し出しが行われ、金利が獲得できるようになります。

また、貸し出している仮想通貨を引き出したい場合は、右のWithdrawから、引き出すことができます。

Supply Balanceが、貸し出し中の仮想通貨の合計です。

APYというのは、Annual Percentage Yieldの略で、年利のことです。

1年間預けた場合に、貰える年利を表しており、年利は日々市場の状況に応じて、変動します。

次に、借り入れを行います。

Borrow Marketを選択します。

ここでは、BUSDを借り入れます。

借り入れたい金額を入力し、Borrowを押下します。

借り入れた金額が、Borrow Balanceに反映されました。

最後に、VAIを借り入れる方法です。

Venusで発行される、ステーブルコインであるVAIは、他の通貨と異なり、独立しております。

Mint / Repay VAIを選択します。

ここで、VAIの借り入れと返済を行うことができます。

左側の入力欄に借り入れたい金額を入力し、Mint VAIを押下します。

これで、VAIを借り入れることができ、Borrow Balanceに反映されました。

また、左側のオレンジ色の枠の%が変わったことが確認できると思います。

これは、貸し出している仮想通貨に対する、借入限度額を表しています。

(出典:Venusコミュニティ)

2021年2月1日時点では、米ドル価値で担保額の60%までが借り入れることができます。

100万円分預けたら、60万円分の融資を受けられるということです。

もし、ビットコインを預け入れており、限度額ギリギリまで借入を受けていた時、ビットコインの価格が急落した場合に借入限度額を超えてしまいます。

その場合、ロスカット(強制決済)が発生し、精算ペナルティとして、10%の損失が発生してしまいます。

そのため、借り入れる金額は、借入限度額の30%くらいまでにしておいた方が安全です。

ロスカットを避けるため、ここに表示されている%は常に意識しておくようにしましょう。

まとめ

今回は、DeFiアプリケーションの、Venus Protocolについて、解説しました。

Venus Protocolを使うと、簡単に仮想通貨の貸し借りができるようになります。

仮想通貨を預け入れておくだけで、金利を受け取ることができるので、利用した方が良いですね。

借入限度額に注意して、ロスカットされないように気をつけながら、お持ちの仮想通貨を運用してみてください。

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